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経営者におすすめな運動とその理由

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経営者の為の運動の種類と頻度

 経営者の方に必要な運動の種類は何でしょうか。日頃からおいそがしいイメージがあります。

 そんな彼らは経営の”要”であるため、自身の健康や見た目に関しては気をつけている経営者が多いはずですよね。
 そんな私たちの期待どおり、経営者は運動習慣を持っている方が多く、経営者の運動習慣はおおよそ週4日ということが分かっています。 厚生労働省の調査でも、年収が高い人ほど運動習慣を持つ割合が高いことが示されています。
 ⇒【エグゼクティブが運動をする理由とは?
 適度な運動は、健康管理に役立つのはもちろん、ストレスを減らし、メンタルを安定させるためにも大切なことです。 また、心身ともに健康でいることは、事業運営にも大きなメリットがあります。

 ここでは、経営者におすすめな運動とその理由について、ご紹介していきます。

1.経営者におすすめな運動

 ひとえに運動と言ってもたくさん種類がありますよね。特に日々いそがしく動き回る経営者であれば時間を大切にし、メリハリのある日常を大切にされていることでしょう。運動する時は”効率良く運動できる”ことに越したことはありません。

 そこで、経営者におすすめな運動は次の2つです。

  • カーディオトレーニング
  • 筋力トレーニング

 それでは、それぞれのトレーニングについておすすめな理由をいくつか挙げながら詳しくみていきましょう。

2.カーディオトレーニング

 「カーディオトレーニング」ってあまり聞き慣れない言葉ですよね。
 結論から言うと”有酸素運動”のことを指します。ただ、同じ有酸素運動という意味合いがあるエアロビクスが”軽い負荷の有酸素運動”ということに対し、カーディオトレーニングの場合、「心肺機能を向上させるための運動トレーニング」のことであり、主に心臓と血管の健康を促進することを目的としています。その為、少し心拍数が高くなるような運動全般を指すことが多いようです。使い分けする際には”運動強度が異なる”ということを知っておくと良いかと思います。

2-1.カーディオトレーニングの種類

 カーディオトレーニングには、次のような運動があります。

  • ランニング
  • エアロバイク
  • 縄跳び
  • ボックスジャンプ

 など

 運動初心者の方や運動の間隔が空いてしまった方が始める際は…。負荷の軽い”ウォーキング”などから始めていきましょう。なぜなら、怪我の予防モチベーションの維持という観点からも段階的に負荷を上げていくことが推奨されます。また、慣れてきたら強度を上げていくことをおすすめしますが、もちろん無理のない範囲内で実施することが大切です。

 参考文献:エアロビクスとは?本来の意味と期待できる効果、エアロビクスに分類される運動を紹介 – 健康情報コラム (suntory-kenko.com)

2-2.カーディオトレーニングがおすすめな理由

 なぜ、カーディオトレーニングが経営者におすすめなのでしょうか。その理由を3つに分けて見ていきましょう。

2-2-①.手軽さ

 室内バイクやトレッドミルがあれば手軽に実施することが可能です。空いた時間にフィットネスジムに行き、サッと運動しても良いです。
 また、自宅に室内バイク(今のバイクは少スペースに置くことが可能)を置くことで、入浴前の30分間などお好きな時間帯に実施することが可能です。

 また、天候に左右されないこと交通事故の心配がないというメリットもあります。

2-2-②.全身持久力の向上

 カーディオトレーニングは”全身持久力”の向上が期待できます。全身持久力とは「健康寿命伸ばすには全身持久力を向上しよう」と言われるくらいに心臓や血管、肺、筋肉などの全身の組織の働きとの関係性が高いものです。
 さらに、全身持久力が高い人の方が低い人に比べ、心血管系疾患の発症率や死亡率が低いという研究結果もあります。
 実施の際は、話しながら運動ができる強度(60%程)(下記計算式参照)で1日約30分行いましょう。そうすることで全身持久力の向上や脂肪燃焼効果が期待できます。

【目標心拍数/分】
  【(最大心拍数-安静時心拍数) × 運動強度60% + 安静時心拍数】

 例 60歳の方で安静時心拍数80の方であれば 
  ((220-60)-80) × 0.6 + 80 =  128 拍/分

 つまり、60歳の方であれば、おおよそ1分間の心拍数が約128まで上がる運動※を1日約30分間行うということになります。
 ※生活習慣病等をお持ちの方は、安全に運動するために必ず主治医と相談し、可能であればトレーナーの管理下のもと行いましょう。

 経営の柱である経営者は、健康管理が最も大切な仕事かもしれません。

 参考文献:全身持久力 e-ヘルスネット(厚生労働省)

2-2-③.容易なタイムマネジメント

 日頃から効率を求める経営者には”タイムマネジメントのしやすさ”という点も嬉しい特徴の一つです。
 現在、バイクやトレッドミルのようなマシンには予めプログラムが内臓されていたり、運動時間を設定できるものがほとんどです。しっかり始めの時間と終わりの時間を決めて運動するにはぴったりのツールです。

 ただ、もし希望の時間に行ったけど

 ”マシン1台も空いていない”

 ということや

 ”自分だけの空間で運動したい”

 なんて思いはありませんか?

 もしそのような不満を抱えているようであれば、予約をするだけで個室でマシンが使える贅沢な空間があります。 ⇒ 【長野市パーソナルジム NAOTO】

3.筋力トレーニング

 昨今のフィットネスブームで「筋トレ」というワードを多くみかけます。筋力トレーニングは、ダンベルやバーベル、マシン、または自重などを使って筋肉に負荷をかけるトレーニング方法などの総称として呼ばれることが多いです。

 主に筋力の増大や、それに伴う筋肉の増量を目的とするトレーニングのことを”ウェイトトレーニング”と呼びます。

 参考文献:【筋トレ用語集】レジスタンストレーニングとは?

3-1.筋力トレーニングの種類

 さて、次に筋力トレーニングの種類について、経営者におすすめな理由とともに見ていきましょう。

3-1-①.自重トレーニング

 自重トレーニングとは、”自分の体重を使ってトレーニングを行う”ことを指します。

 ➡ 【自宅でできる自重トレーニングはこちら】

 みなさんにも馴染みのある「腕立て伏せ」や「腹筋運動」。その場で行う「スクワット」なども自重トレーニングに分類されます。自重トレーニングがおすすめな理由は次の通りです。

  • 初心者でも気軽に行える
  • 怪我のリスクが低い
  • コストパフォーマンスが良い(費用は0円)
  • 場所を選ばずにできる

 時間を有効活用したい経営者にはおすすめです。
 さらに、始めるハードルは高くはありません。ただ、肝心なのは”継続することが出来るのか”ということと、”間違ったやり方で行っていないか”ということ。
 そこをクリアできれば、1番手軽に行える筋力トレーニングと言えるでしょう。

 参考文献:自重トレーニングとは何か – Wellness Tree (wellness-tree.com)

3-1ー②.フリーウェイトトレーニング

 フリーウェイトトレーニングとは、バーベルやダンベルを使ったトレーニングのことを指します。ウェイトを使って日常生活ではかからない重さの負荷を身体に加えることで、ダイエットの促進や筋肉・筋力を効率良く鍛えることを目的としています。

 また、フリーウェイトトレーニングは、身体の形状を改善し、全体的な健康を向上させるのに役立ちます。おすすめな理由は次のとおりです。

  • 全身を効率良く鍛えることができる
  • 安価で始められる
  • 体形の変化が出やすい

 正しく継続することは、身体の内側のみならず、外側(外見)への変化も出ることでトレーニングに対するモチベーションにも良い影響を与えます。

3-1-③.マシントレーニング

 マシントレーニングとは、「マシンを用いたトレーニング」です。24時間ジムなどに有酸素マシンとともに置いてあることの多い機材なので、目にしたことのある方が多いのではないでしょうか。
 どこを鍛えるものなのか明確です。さらに、怪我のリスクも少なく、初心者には取り組みやすいトレーニングです。おすすめな理由を見てみましょう。

  • 怪我のリスクが低い
  • どこを鍛えるのか明確な為、初心者やシニアの方にも安心
  • 可動域制限のある方でも取り組みやすい

 特定の部位を鍛える為、個人の自宅に置くのは難しいかもしれません。しかし、会社などの一室に社員への福利厚生の一環として複数台置き、小規模ジムとして機能させること。それ自体は様々な面でメリットが大きいと考える経営者の方も少なくないかと思います。

3-2.筋トレは”資産形成”!?

 もしかしたら、『貯金』ならぬ『貯筋』という言葉を聞いたことがあるかもしれません。
 1度形成した筋肉は、筋トレをやめたとしても身体が覚えています(マッスルメモリー)。つまり、1度築いた資産は一生涯残ることになるのです。

4.まとめ

 ここまで、お読み頂きありがとうございました。拙い説明ではありましたが、いかがでしたか。

 運動を習慣にすることはとても大切なことです。そして、限られた時間の中で効率よく運動することは経営者にとって重要なポイントとなるのではります。

 また、運動は「習慣にすること」が最も大切なキーフレーズになります。ここでおすすめした運動以外にも自身で「これなら続けられそうだな」。と感じたものがあればそちらを優先して取り組まれるのがよろしいかと思います。

  運動のやり方やお食事、体形で悩まれていることがあればいつでもご相談ください。

  運動を習慣にし、日常をより豊かなものにしていきましょう!



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