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たるんだお腹の引き締めに効果的なのは?
加齢とともに増えると言われている「浮き輪肉」。
「腰回りに一度ついてしまったらなかなか落ちないのはなぜ。。」
こんな経験はありませんか?いつの間にかついてしまった浮き輪肉、出来ることなら今すぐ何とかしたいところです。
まずは、その原因についてしっかり理解した上で、落ちない時の対処法や裏技などを紹介していきたいと思います。
それでは、一体どのようなやり方があるのか一緒に見ていきましょう。
1.浮き輪肉が中々落ちないのはなぜなのか?
さて、この浮き輪肉がなかなか落ちないのはなぜなのでしょうか?
その理由について、まずは見ていきます。
1-1.年齢のせい?
なぜ30代までは、軽い食事制限や運動をすれば腰回りがすっきりしたのに。。。
確かに40代以降、30代までと同じことをしていてもなかなか腰回りがすっきりしないとお悩みの方も少なくありません。
「歳を重ねて代謝が落ちてしまったから」
「産後に体型が変わってしまったから」
そんな理由で、諦めてしまっている方もたくさんいます。
1-2.動く量や質
確かに加齢に伴い代謝が落ちていることもあります。ただ、一番大きな原因は腰回り周辺のお肉の「癒着」です。学生の頃は体育の授業や部活動で、全体的に体を動かしたり、捻じるなどの動作もあったと思います。
しかし、大人になってから動く量や体を捻じる動きを行う機会はほとんどありません。
余談になりますが、他にも転がったり、飛び跳ねたり、バランスをとったり。。そのようなことをする機会が極度に減ります。これは身体機能面からもそうですが、脳へ与える影響も過少してはいけません。
話を戻しましょう。
そのため、動かないところは癒着をし、どんどん脂肪をため込みやすい状態にしていってしまうのです。ダイエットをして、体重は落ちたのに腰回りのお肉だけが落ちない場合も、この癒着を取ってあげることで腰肉を落としていくことが可能になります。
とはいえ、「癒着」の取り方として挙げられているのが、エステやマッサージ、鍼治療が最も有名ですね。
しかし、これらは自分ではなかなかできませんよね。
そこで、自分自身で出来る、最も効果的な方法は「動く」ことです。
もちろん、動くといってもポイントがあり「最大限に筋肉を縮めて、最大限に伸ばす」こと。
その結果、この意識が癒着を取る上でとても重要な要素になってくるので、頭に入れておくと良いでしょう。
参考文献:腰肉が落ちないのは「癒着」が原因?【加齢とともに増える「浮き輪肉」をごっそり落とす方法】
2.浮き輪肉がつく原因とは
浮き輪肉の原因は、日々の生活習慣にあると言われます。
まずは原因を理解しましょう。
2-1.長時間の悪い姿勢
例えば、長時間の悪い姿勢は浮き輪肉の原因になります。特に、デスクワークによる座りっぱなしや、家でゴロゴロしている時間が長い方は要注意です。
長時間座りっぱなしだったり、寝転んだままだったりすると、お腹まわりの血流やリンパの流れが悪くなります。
その結果、老廃物・余分な水分・脂肪などがお腹や背中にたまりやすくなってしまいます。
2-2.筋肉不足
筋肉量の低下も浮き輪肉の原因になります。筋肉は、糖質や脂質などのエネルギーを消費してくれる、工場のようなものです。
しかし、この工場が少なくなると、エネルギーを十分に消費できなくなり、余分なエネルギーが体の中で過剰になってしまいます。
筋肉量は年齢とともに低下することが分かっているので、年を重ねるごとに浮き輪肉になりやすくなるといえます。
2-3.乱れた食生活
私たちは、運動することでそのエネルギーを消費しています。その一方で、食事からエネルギーを摂取していますので、このバランスが崩れると肥満になってしまいます。
毎日たくさん食べるのに運動をほとんどしない状態だと、浮き輪肉になってしまうのは当然の結果かもしれませんね。
参考文献:腰肉が落ちないのは「癒着」が原因?【加齢とともに増える「浮き輪肉」をごっそり落とす方法】
3.浮き輪肉が落ちないときの対処法
浮き輪のように乗った浮き輪肉を撃退したい!そんな方にオススメなのが「脂肪ほぐし」です。
「脂肪ほぐし」とは、筋肉の硬くなっているところや、リンパ管のつまりやすい場所をしっかりほぐすことで、血液やリンパの流れを改善させたり、体の可動域を増やして脂肪を燃えやすくします。
「ボディラインが整う」「むくみが取れてスッキリ!」など、実際に実践している方もたくさんいるので、ここではそのやり方についてご紹介していきたいと思います。
3-1.脇腹ほぐしで「浮き輪肉」を撃退!
写真のようなキュッとくびれたウエストラインを手に入れるには、毎日、何十回、何百回と腹筋をする必要があると思う人もいるかもしれませんが、実は脇腹の筋肉(腹斜筋)を硬くして、寸胴体型になってしまうなんてことも考えられます。
そこで、筋膜をほぐすことで柔らかくし、くびれやすい体に変えていきましょう。寝転んで行う方が力もかけやすくなり、効果がアップします。
3-1ー①.肋骨流し
横向きなり、親指を背中側の肋骨の下に当てます。
指の側面を肋骨のキワに沿わせるようにしながら、背中側からお腹側へウエストを絞るように強く押し流します。
左右・各10回行いましょう。
3-1-②.脇腹の脂肪流し
3-1-①で行った場所から、指1本分下あたりに手の位置を変えて、同様に押し流します。
脇腹の肉をおへその下に向かって持ってくるイメージで行うとより良いです!
左右・各10回行いましょう。
3-1ー③.骨盤周辺の脂肪流し
横向きになり、親指を骨盤のキワに沿わせて背中側から脚の付け根に向かって強く押し流します。
左右・各10回行いましょう。
3ー2.指圧の強度
脂肪ほぐしは「イタ気持ち良い」程度の強さで行うのがGOODです!
はじめのうちは脂肪が固かったり、血流が悪いためにアザができてしまうことも。しかし、ほぐしていくうちに血流も改善されてアザができにくくなっていくはずです。
ぜひ、気になる方は一度実践してみてください!
参考文献:落ちない”浮き輪肉”を撃退する「脂肪ほぐし」
4.浮き輪肉をつけない為の裏技
浮き輪肉をつけないために日頃から簡単にできるストレッチを最後にご紹介します!
早速やっていきましょう。
4ー1.浮き輪肉の予防に効果的な簡単ストレッチ
ポイント:骨盤を真っ直ぐに立てて行うこと。
1.床に脚を伸ばして座って片方の膝を立て、伸ばしている脚にクロスさせる。
2.膝を立てている側の手を体の後方につき、もう片方の手は膝を立てている脚に添える。
3. 骨盤を真っ直ぐ立てた状態でそのまま上半身をねじり、ゆっくり息を吐きながら30秒キープして元の姿勢に戻す。
※この一連の動きを左右各3回を目安に行います。
冒頭のポイントにもあるように、骨盤を真っ直ぐに立てて行います。
後方に骨盤が倒れてしまうと筋肉を十分に伸ばすことができず、期待した効果が得られません。
必ず実践時は「骨盤は真っ直ぐ立てておく」ことを意識して行いましょう!
参考文献:腰周りの“浮き輪肉”の予防に効く。ほっそりウエストに導く簡単ストレッチ
5.効果的な食事
浮き輪肉に対しては、動くことやストレッチも効果的です。
ですが、日頃の”お食事”のついての重要性も言わずもがな。
そこで、お食事についても簡単に見ていきましょう。
5-1.脂質を控えよう
浮き輪肉をつけないための食事1つ目は、脂肪分を控えることです。お腹や腰周りの脂肪は脂質の多い食事を摂りすぎることにによって作られるものです。脂肪分が多く含まれている食事の代表は、揚げ物やインスタント食品、ファストフードなどです。これらを控えて野菜や脂肪分の少ないお肉などを中心に食べることで、浮き輪肉が付きにくい体になります。
5-2.カロリー制限
浮き輪肉をつけないための食事2つ目は、カロリー制限を行うことです。成人男女が1日に摂取するべきカロリーには目安※があります。目安カロリーを無視して高カロリーな食事を摂ると、浮き輪肉の増長に繋がります。自分の身長や体重に合わせた目安カロリーを参考に、1日の摂取カロリーを考えて食事しましょう。
※1日で基礎代謝分のカロリーは必ず摂るようにしましょう。
※基礎代謝 男性:約1500kcal 女性:約1100kcal
参考文献: 浮き輪肉をつけない為の食事| BELCY
6.最後に
ここまで、御覧頂きありがとうございました。
いかがでしたでしょうか。
浮き輪肉を撃退するには、トレーニングやストレッチで日常の活動量を増やすことが必要です。
また、お食事は体の中に入ってくるものですから、当然そこへ適切にアプローチすることも非常に重要な要素になります。
ただ、お食事も運動も必ず”個人差”があります。身長も体重も育った環境も性格もみなさん異なります。好きな食事も1日のライフスタイルも全て。
中々結果が出なかったり、ご自身だけでは不安な方がいらっしゃれば”パーソナルトレーナー”をおつけすることをおすすめ致します。
日頃の活動量を上げて、理想の体を手に入れましょう!
”フィットネスを習慣にし、日常をより豊かなものに”